2010年10月24日

伝説の男

JAZZ de Night は無事終わりましたっ。

ED`sのメンバーも数名来て頂きましたっ。

そして奥さんと一緒に遊びに来て頂きホント感謝ですハイ。



終わったので言いますが、どうやらワタクシは伝説の男に出会ってしまった様ですハイ。

朝からピアノ調律に入り、ピッチは442Hzでお願いしますと言う事だったのでいつもさわるホールの様にピアノをさわってビックリ!!!

なんと438Hzまで下がっていたのです。

ありえないです。

いえっ、あってはいけないです。

こんなコンサート調律は初めてでしたっ。

しかも1週間前に調律をしたそうです。

分からない方に説明致しますが、コンサート調律を行う方はそれなりの技術を持った方が行います。

ですからピッチを442Hzで行うとコンサート後もほとんど狂わず維持しております。

だってコンサート中に狂うと大変ですからねェ~っ。

442Hzから441Hzでも相当狂っているのに、438Hzだなんて・・・。

438Hzから442Hzに上げる為には急激にピッチを上げる為、1度の調律だとすぐ狂う為2回、3回の調律が必要なんです。

いやはや・・・、初めてコンサート調律で2回の調律をやりましたよっ。

今日は調律以外にもっと色々やりたかったンですが、音の狂いを直すだけで精一杯でしたっ。

普通ホールのピアノは管理ノートと言う物があります。

いつ誰がどんな催し物でコンサートピッチはいくつかなどを事細かく記入するピアノ管理ノート。

残念ながら音市場にはありませんでしたっ。

でも一週間前にやったと言うピアノ調律師は伝説の男でしょう。

伝説の男とは、グランドピアノのダンパーにオモリを乗せた調律師。

ピアノ管理ノートがあればこのホールも出入り禁止になっていたでしょうねっ。




伝説の男さん。

このままでは沖縄県内全てのホールで出入り禁止になってしまいますよ。

ホールのピアノを触るにはある程度の技術が必要です。

コンサート調律はどなたかに任せてピアノ調律の技術を磨かれた方がいいのでは?

コンサート調律は時間が限られている為、その時間内にコンサートに耐え切れる狂いにくい音と、コンサートで使用出来る繊細な音色を作る時間との勝負。

家庭のピアノ調律とはわけが違うンですよっ。

ワタクシを含め、コンサート調律を行う調律師にご迷惑がかかります。

狭い沖縄でいい加減な調律をしているとお仕事が無くなっちゃいますよ。

心を入れ替えて頑張って頂けると信じております。




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Posted by りゅうすけ at 08:54│Comments(2)Blenders Orchestra
この記事へのコメント
伝説のおもり男っ!!
出会いたくない大物(笑)
Posted by ほびっちょほびっちょ at 2010年10月25日 09:04
伝説の方ですからワタクシはお会い出来ないと思いますっ。
だってピアノ調律は一人でやる仕事ですから現場での手違いがない限り出会えませんからねっ。

もし出会ったら迷わず日本ピアノ調律師協会の試験を受けなさいと言うはずよ。
自分の力を知るのも勉強ですから・・・。

日本ピアノ調律師協会の試験に受かってホント良かった(笑)
Posted by りゅうすけりゅうすけ at 2010年10月26日 01:52
 
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